についての考察
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
元々青年誌連載だったこともあり、子供を対象としたものではなく大人向けの漫画であった。特に初期の作品ではかなり性にまつわる表現も多く、「プロレスごっこ」・「スキン」・「生理」・「ホテル」・「ソープ」といった単語が度々登場した。1巻 - 22巻まではしんのすけの視点ではあまり描かれておらず、しんのすけを取り巻く人々がしんのすけと関わったために進退窮まってしまうブラックユーモアな内容がほとんどであった。大体はみさえかひろしがしんのすけによって惨事を繰り広げるパターンと、日常を過ごしている男性または女性の前にひょんな事からしんのすけが現れ、やっかいなことになってしまうパターンがある。
その後、それらの表現は徐々に見られなくなってゆき、子供たちでも安心して楽しめるホームコメディへと路線変更されている。2006年頃からは1話完結のギャグ漫画要素が薄まり始め、連続ストーリーとなることが増え始めた。また、『ブラック・ジャック』などで見られる、「社会的に問題があるとされ雑誌連載されたストーリーがコミック収録から除かれる」といった処置はとられていない。2007年の連載では、まつざか先生の彼氏がテロに巻き込まれ死亡し、自暴自棄になり自殺を図ろうとするという従来よりも重い展開のストーリーが描かれ、読者の間で波紋を呼んだ
従来のホームコメディでも、「下品」とかの批判をあびている、
このアニメでも最近では下記のように、視聴者に気を遣っている。
「Tumblr」より、と言うよりも[ ニュース - 2chまとめ ]より
"しんのすけはイタズラばかりしてるが、
スタッフの中での掟は
【誰から見ても意味の無いようなイタズラはしない、
子供が興味を持ってしまった結果イタズラになってしまった事】だそうだ。
みさえも、意味も無くしんのすけを怒ったりしないこと。
必ず怒るのではなく叱ること、も決まりらしい。
あと、しんちゃんの笑った顔は画面に出さないこと。
にやっとする時は必ずカメラは後ろから、これもルールだってさ。"
作者の件もあるので、これからはキリスト教の聖書に直接触れた内容や
宗教関係の作品はでないだろうが…
「クレヨンしんちゃん」も捨てたものではない。
本当は、ブラックユーモアの方が見たかったりするのだけど(笑)